2008年4月17日木曜日

よくあるよくない日本語の典型

NIKKEI NETのとあるコラムの見出し「好ましくない弱い金融機関の延命」というのが気になったので、いくつかの検索サイトの翻訳ツールで

  1. この見出しを日本語から英語に翻訳
  2. 上の結果を同じツールで日本語に翻訳

してみました。

英語翻訳 - エキサイト 翻訳
原文 好ましくない弱い金融機関の延命
日→英 Life prolongment of undesirable, weak financial institution
英→日 望ましくなくて、弱い金融機関の人生長期化
Yahoo!翻訳 - テキスト翻訳
原文 好ましくない弱い金融機関の延命
日→英 The prolongation of human life of an unfavorable weak financial institution
英→日 好ましからぬ弱い金融機関の人の生命の延長

まあ、ふつうこうなってもおかしくはないと思うんですわ。

ところがGoogleではなんと。

Google 翻訳
原文 好ましくない弱い金融機関の延命
日→英 Weak financial institutions unwanted life-sustaining
英→日 弱い金融機関の不要な延命

「金融機関」にかかるのは「弱い」だけであり、「好ましくない」は「弱い金融機関の延命」全体に(したがって最終的には「延命」に)かかっている、ということまでちゃんと解析されている。

Googleすげー。っていうか、むしろ過保護です。

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