2008年7月12日土曜日

テレビなんとか

東京新聞(TOKYO Web)に「深夜の“優等生”ゴールデンでは苦戦 『くだらない』は無意味!?」という記事があり、テレビ朝日の「くりぃむナントカ」という番組について書かれています。(ちなみに「ナントカ」まで含めて正式な番組名らしいです)

記事自体はけっこう面白いのですが、以下の部分がよくわかりません。

十六日の放送では、深夜時代の人気企画「ナンバー2選手権」が復活するが、これも「芸能界は出るくいは打たれるからナンバー2を目指す」という趣旨のもと、値段や人気の二位を当てる“後ろ向き”なゲーム。

芸能界でのNo.2をめざす芸能人であれば他の業界のNo.2も当てやすいのか。あるいは他の業界のNo.2を当てることに対して意欲を燃やしやすいのか。

まぁ「ナンバー2」云々は単なるこじつけでしょうし、そのこじつけ自体もまた笑いの要素なんだろうとは思うんですけど、なまじ「という趣旨のもと、」なんていう言い回しで文章が流してあると、ついつい論理的なつながりがあるのかないのか、突っ込んでみたくなるんですよね。

そもそも出る杭は打たれるからNo.2に甘んじてる芸能人と、がんばってるんだけど力及ばずNo.1に届いてない他の業界のNo.2とでは、No.2である理由、No.2になった経緯からして全然ちがうんじゃないのか。

そういう他人の努力を自分たちの基準(出る杭は云々)に引き寄せ矮小化して解釈してみせる、そのへんの強引ぶりとか独断ぶりがこの企画のツボなんでしょうかね。見たことないからわかんないですけど。

0 件のコメント: